船形山の北北東にあるこの山は、加美富士とも言われ、台形の帽子を伏せたような形の山で、東の山麓にはスキー場、やくらいガーデン、薬師の湯など、数多くのレジャー施設のある町民の山である。

久々の快晴、薬萊ガーデンの駐車場から歩きだした。ファミリースキー場の脇の赤い鳥居から細い舗装路が延び、その左側に山道が並行している。上の鳥居で両者は合流し、草藪の中に2台ほどの駐車スペース？がある。

ここから杉林の中に入り、間もなく、本コースの名物？の706段の木段登りが始まる。50段毎に標識があるが、ステップの幅が広かったり、段差が大きかったりで、登るリズムの難しい木段だ。500段目で一息を入れ、706段を登りきると、緩くほぼ平坦な尾根に出、間もなく祠のある南峰だ。ここも東の下界が見えるだけである。

山頂の北峰はほぼ同じ高さに見え、いくらも下らずに進むと、異形な姥神があり、その先に大きな石造りの展望盤があるが、回りは灌木に覆われてしまっている。薬萊山の山頂はその目と鼻の先であった。

下山は北面の周回コースとし、車道下山口に出てガーデンに戻った。


　○　2016年10月14日　　○　天候　快晴

やくらいガーデン駐車場7.43上の鳥居7.55木段・500段目8.23～26南峰8.42薬萊山8.47～59車道下山口9.21～25駐車場9.48


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