4月30日まで限定という平成31年が始まったが、昨年末からの寒波が居座り、新雪の山などはおっくうである。年末には剱岳に向かったという二人が池ノ平山山頂付近で救助されたという。剱岳への登路として池ノ平山とは？馬場島から赤谷尾根でも登り、長躯縦走し、北方稜線から挑もうとしたのだろうか？こっちは土浦の300mの山でも歩いてこよう。

小町の郷は正月三が日は休業中。遊びに行く人にとっては不便だが、誰しも正月位は休みたいものだ。阿の山の集落を回り込むと大きな小町山の標識がある。山ノ神から山道に入り、前回は天ノ川コースを行ったので尾根コースに入った。

緩い尾根を100mほど稼ぎ、ややトラバース気味に250m辺りまで辿ると天ノ川コースと合流する小町の石舞台に出る。後続の数人に抜かれ、三段岩から展望岩に登り、男坂と女坂の分岐になると東方から南方の視界が広がってくる。

この展望所で7～8人パーティが昼食タイムにしている。前回は山頂に行った後、ここから大下りをして朝日峠に登り返しているが、今回はどうしよう・・・・・・。

わずかに登り、山頂を通過してパラグライダーの発着場で昼食とした。快晴無風。ここからスズタケの藪の中にわずかな踏み跡があるので行ってみるも15～20mで完全な密藪になってしまう。

下山は山頂から西にわずかに下り、筑波パープルラインに出た。前回は更に西に進み、点名・吉沢を探訪したのだが、素直にこの車道を行こう。この道はかつて有料道路であったが、現在は無料開放されている。しかし、自転車は可であるものの、二輪は時間などの通行制限がある。歩行者はどうなのだろう？整備された小町山のマップにはこの道を歩くようには記されていない。

歩道はないので、飛ばして行く車に気を付け、時折見える筑波山を眺めてゆっくり20分で朝日峠に到着した。尾根筋のスズタケの中に道を拓いてくれたらもっと良いのに・・・・・・。

　○　2019年1月2日　　○　天候　快晴無風

小町の館10.13阿の山登山口10.24石舞台11.05～12小町山11.45～12.12朝日峠12.37～43小町の館13.25


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2019年の山へ