昨秋の台風19号は佐久地方の千曲川上流部にかつてない雨を降らせ、その水が長野市街地を初めとする各地で氾濫をもたらしたという。山奥の林道に入るのは不安だが、里に近い林道ならそんなに水も集中しなかったろう。遠出もままならない「コロナの夏」人のいない里山を再訪してみよう。2018年5月以来である。

千曲川を馬流橋で右岸に渡り、市野沢川沿いの道を十二神社前から阿登久良山の北側を親沢に回る林道に入る。狭いながらも舗装林道で、1165m付近が峠状になり、標識はないが登山口。

最初はササや草が深いが、間もなく上に向かう踏み跡は収れんし、何となく明瞭になると、右に大岩が現れる。そのまま尾根を直上すると傾斜が緩み、その先が山頂だ。今回も誰もいない。

　〇　2020年8月8日　　〇　天候　薄曇り

林道登山口8.53阿登久良山9.11～18P9.29


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